京都府立植物園は、1924年に開園した長い歴史のある植物園です。広さはなんと甲子園球場約6個分。春は450本の桜が咲き誇り、秋は紅葉、夏は新緑、冬も植物園ならではの花木が楽しめます。植物は約12000種類、120000本も植えられており、植物好きな方もそうでない方も、鑑賞や散策を楽しめます。
近年は、「日本一おもしろい、心安らぐ植物園」をコンセプトに、施設や利便性向上のための整備充実が図られています。具体的には、散策コースの多様な趣向、子供用公園の設置、芝広場、熱帯植物が身近に観賞できる日本最大級の観覧温室、などが挙げられます。
今回は、主に園内北西側の散策コースのレポートと、観覧温室のレポートをさせて頂きます。
入園料は、一般200円・高校生150円・中学生以下無料。きょうと子育て応援パスポートを提示すると小学生以下の子供一人につき保護者一人が無料。
入園時間は、午前9時~午後4時(午後5時閉園)、年末年始以外は通常開園。
アクセスは、京都市営地下鉄が便利。「北山駅」下車3番出口すぐ(北山門からの入園)、又は「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分(正門からの入園)。または、市バスか京都バス「植物園前」下車徒歩5分(正門からの入場)。駐車場もあり、一時間以内300円、最大1200円です。
植物園には3つの門がありどの門からも入園できますが、正門前のけやき並木はすごく素敵ですし、正門から入ってすぐのくすのき並木も素晴らしいです。
北山門から入園すると噴水があります。噴水は水の出方が変わり、近くには飛び石や橋もあるので、子供が喜びます。
今回は、この噴水に背を向けて右に曲がりました。地図には「ワイルドガーデン」の表示や梅の絵が描かれていましたが、季節柄(12月)植物は寂しい感じでした。
梅林の近くに休憩席があったので、梅の季節にはここに座ってゆっくり鑑賞ができるようです。奥には桜の木も並んでいました。
また、私たちが進んだ道の他にもう一本枝分かれした道がありましたが、そちらへ向かうと椿園・ボタニカルウィンドウ・絶滅危惧種園などもあったようです。
園内の南半分は、花壇・バラ園・噴水や滝のある沈床花壇など人工的な造形美で構成されているのに対し、北半分は、園内唯一の自然林(なからぎの森)をはじめ、できるだけ自然の姿に近い形で植物が植えられています。山野を歩く感覚もありますが、梅・桜・もみじなど季節の景観を楽しめる工夫もされています。
散策コースのメインロードはコンクリートで整備されていますが、一歩細道に入ると土の道や砂利道になります。
細道は、メインロードを歩くだけでは味わえない風情ある景色が広がっています。例えば、池。
紅葉したもみじに囲まれた池の水面を鴨が泳ぐ景色。池の脇にかかる小さな橋。
鴨に餌をやる人々、紅葉を間近に楽しむ人々。
子供も探検気分で楽しそうに歩いてくれました。と言っても、私の思うようには進んでくれず奥までは進めなかったのですが、もう少し奥に進むと神社や水車があるようです。
はす池も見つけました。今は季節でないので蓮は枯れもみじに目が行きましたが、季節により全く違った景色が楽しめるのも魅力の一つだと思います。
それにしても見事な紅葉!もみじをバックに写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいましたが、写真スポットがたくさんあるので、写真も撮りやすく散策もしやすいと思います。
針葉樹林のそばでこんな大木を発見しました。↓
落雷でもあったのでしょうか?大木がスパッと割れています。詳細は分かりませんが、こんな様子の大木は見たことがなく迫力があり子供たちも一瞬息をのんでいました。
ちなみに、春の景色はこんな感じです↓桜林が本当に見事です。
入室料金は、一般200円、高校生150円、中学生以下無料。きょうと子育て応援パスポートを提示すると小学生以下の子供一人につき保護者一人が無料。植物園の入園料と、金額・割引条件が同じです。我が家は、私と小3・2歳で訪れたので、植物園の入園及び観覧温室すべて無料でした!この温室はぜひ訪れて頂きたいです。私も初めて入りましたが、規模・本格的さにびっくりしました。すごく充実した温室です!
入室時間は午前10時~午後3時半(午後4時閉室)で、植物園の時間より若干短いので注意してください。
ちなみに、上の写真は12月ですが、4月ですと花壇にはチューリップが咲き乱れています。
この日は季節柄、ポインセチア展も開催されていました。
温室の一番の見どころは、入ってすぐのジャングル室。世界の亜熱帯植物の部屋です。とても暖かく入室してすぐにコートを脱ぎました。
大きな植物が多いためか、天井が高くらせん状に上がる経路で、外から見るよりずっと広く感じます。
いかにもジャングル的な見た目の植物に子どもも歓声を上げていました。
有用作物室も面白かったです。バナナやカカオなど、絵本では見たことがあっても実物を見るのは初めてのお馴染みの植物が多く植えられています。
砂漠サバンナ室には、3Mほどのものすごく背の高いサボテンもありました!一口でサボテンと言っても、その種類の多さを改めて感じる部屋です。写真用の壁もありました。
他には、冷房室、高山植物室、ラン・アナナス室・特別展示室があります。
特別展示室では、リースづくりが行われていました。また、クリスマスの写真スポットも設置されていました。
他にも、まるで天使の羽のような花、軟体生物のような見た目の実など、珍しい植物がたくさんありました。
この観覧温室は上の子の大のお気に入りです。大人も絶対面白いと思います。
京都府立植物園はとにかく広いです。今回ご紹介できたのは園全体の半分もありません。散策コースも多岐にわたり、季節によっても様子がかなり変わり、植物園全体を制覇するには何度も来園しなくては無理でしょう(^_^;)それだけ、何度も訪れたくなる楽しみのあるところだと思います。植物を通し季節を身近に感じられる植物園、おすすめの遊び場の一つです。
cafe Noinah 0km先
トーイハウス童 1km先
北山ル・アンジェ教会 1km先
大宮交通公園 1km先
鴨川三角デルタ 2km先
SECOND HOUSE 出町店 2km先
京都御苑 2km先
宝が池公園 子どもの楽園 2km先
レストラン思風都 2km先
京都府警察本部 広報センター 2km先
親子で楽しく遊ぼう!kidsplay
植物園概要
京都府立植物園は、1924年に開園した長い歴史のある植物園です。広さはなんと甲子園球場約6個分。春は450本の桜が咲き誇り、秋は紅葉、夏は新緑、冬も植物園ならではの花木が楽しめます。植物は約12000種類、120000本も植えられており、植物好きな方もそうでない方も、鑑賞や散策を楽しめます。
近年は、「日本一おもしろい、心安らぐ植物園」をコンセプトに、施設や利便性向上のための整備充実が図られています。具体的には、散策コースの多様な趣向、子供用公園の設置、芝広場、熱帯植物が身近に観賞できる日本最大級の観覧温室、などが挙げられます。
今回は、主に園内北西側の散策コースのレポートと、観覧温室のレポートをさせて頂きます。
入園料・入園時間・アクセス
入園料は、一般200円・高校生150円・中学生以下無料。きょうと子育て応援パスポートを提示すると小学生以下の子供一人につき保護者一人が無料。
入園時間は、午前9時~午後4時(午後5時閉園)、年末年始以外は通常開園。
アクセスは、京都市営地下鉄が便利。「北山駅」下車3番出口すぐ(北山門からの入園)、又は「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分(正門からの入園)。または、市バスか京都バス「植物園前」下車徒歩5分(正門からの入場)。駐車場もあり、一時間以内300円、最大1200円です。
植物園には3つの門がありどの門からも入園できますが、正門前のけやき並木はすごく素敵ですし、正門から入ってすぐのくすのき並木も素晴らしいです。
北山門より入園
北山門から入園すると噴水があります。噴水は水の出方が変わり、近くには飛び石や橋もあるので、子供が喜びます。
今回は、この噴水に背を向けて右に曲がりました。地図には「ワイルドガーデン」の表示や梅の絵が描かれていましたが、季節柄(12月)植物は寂しい感じでした。
梅林の近くに休憩席があったので、梅の季節にはここに座ってゆっくり鑑賞ができるようです。奥には桜の木も並んでいました。
また、私たちが進んだ道の他にもう一本枝分かれした道がありましたが、そちらへ向かうと椿園・ボタニカルウィンドウ・絶滅危惧種園などもあったようです。
自然の姿を活かした散策コース
園内の南半分は、花壇・バラ園・噴水や滝のある沈床花壇など人工的な造形美で構成されているのに対し、北半分は、園内唯一の自然林(なからぎの森)をはじめ、できるだけ自然の姿に近い形で植物が植えられています。山野を歩く感覚もありますが、梅・桜・もみじなど季節の景観を楽しめる工夫もされています。
散策コースのメインロードはコンクリートで整備されていますが、一歩細道に入ると土の道や砂利道になります。
細道は、メインロードを歩くだけでは味わえない風情ある景色が広がっています。例えば、池。
紅葉したもみじに囲まれた池の水面を鴨が泳ぐ景色。池の脇にかかる小さな橋。
鴨に餌をやる人々、紅葉を間近に楽しむ人々。
子供も探検気分で楽しそうに歩いてくれました。と言っても、私の思うようには進んでくれず奥までは進めなかったのですが、もう少し奥に進むと神社や水車があるようです。
はす池も見つけました。今は季節でないので蓮は枯れもみじに目が行きましたが、季節により全く違った景色が楽しめるのも魅力の一つだと思います。
それにしても見事な紅葉!もみじをバックに写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいましたが、写真スポットがたくさんあるので、写真も撮りやすく散策もしやすいと思います。
針葉樹林のそばでこんな大木を発見しました。↓
落雷でもあったのでしょうか?大木がスパッと割れています。詳細は分かりませんが、こんな様子の大木は見たことがなく迫力があり子供たちも一瞬息をのんでいました。
ちなみに、春の景色はこんな感じです↓桜林が本当に見事です。
観覧温室の入室料金・入室時間
入室料金は、一般200円、高校生150円、中学生以下無料。きょうと子育て応援パスポートを提示すると小学生以下の子供一人につき保護者一人が無料。植物園の入園料と、金額・割引条件が同じです。我が家は、私と小3・2歳で訪れたので、植物園の入園及び観覧温室すべて無料でした!この温室はぜひ訪れて頂きたいです。私も初めて入りましたが、規模・本格的さにびっくりしました。すごく充実した温室です!
入室時間は午前10時~午後3時半(午後4時閉室)で、植物園の時間より若干短いので注意してください。
ちなみに、上の写真は12月ですが、4月ですと花壇にはチューリップが咲き乱れています。
日本最大級の観覧温室
この日は季節柄、ポインセチア展も開催されていました。
温室の一番の見どころは、入ってすぐのジャングル室。世界の亜熱帯植物の部屋です。とても暖かく入室してすぐにコートを脱ぎました。
大きな植物が多いためか、天井が高くらせん状に上がる経路で、外から見るよりずっと広く感じます。
いかにもジャングル的な見た目の植物に子どもも歓声を上げていました。
有用作物室も面白かったです。バナナやカカオなど、絵本では見たことがあっても実物を見るのは初めてのお馴染みの植物が多く植えられています。
砂漠サバンナ室には、3Mほどのものすごく背の高いサボテンもありました!一口でサボテンと言っても、その種類の多さを改めて感じる部屋です。写真用の壁もありました。
他には、冷房室、高山植物室、ラン・アナナス室・特別展示室があります。
特別展示室では、リースづくりが行われていました。また、クリスマスの写真スポットも設置されていました。
他にも、まるで天使の羽のような花、軟体生物のような見た目の実など、珍しい植物がたくさんありました。
この観覧温室は上の子の大のお気に入りです。大人も絶対面白いと思います。
まとめ
京都府立植物園はとにかく広いです。今回ご紹介できたのは園全体の半分もありません。散策コースも多岐にわたり、季節によっても様子がかなり変わり、植物園全体を制覇するには何度も来園しなくては無理でしょう(^_^;)それだけ、何度も訪れたくなる楽しみのあるところだと思います。植物を通し季節を身近に感じられる植物園、おすすめの遊び場の一つです。