梅小路公園のすざくゆめ広場の向かいに立地する朱雀の庭。
外からは中の様子があまり見えず、気にしなければその存在に気付かないか興味を示さず通り過ぎてしまいそうですが、
一歩中に足を踏み入れると、賑やかな外とはあまりにも違う、静かでゆっくり過ごせる庭園&散歩道に感動することと思います。
入口はこちら。
“緑の館”というレストランと併設されているのでちょっと分かりづらいです。
この門をくぐって真っすぐ進むとレストラン、左の階段を上っていくと朱雀の庭の入り口です。
入園料金は、小学生以上200円。券売機で券を買い、すご横にある自動改札機のような機械に券を通して入園します。係の人がいないときなどもありますが、気にせず入って大丈夫です。
券は出てこず回収されます。即ち再入場不可。出口は芝庭園前の休憩スペースのそばにあり、入口と違う場所であることも注意です。
入園するとトイレはありませんので、1Fレストランの入り口前にあるトイレを利用してから入園しましょう。
外トイレも近くにいくつかありますが、レストランの前のトイレは中トイレなのでキレイです。
入園すると一階にレストランが見えます。リニューアルしてからはメニューが魅力的に思えず行っていませんが、テラス席も店内の雰囲気もとてもいいです。
新緑の頃のテラス席の様子はこんな感じ↓
入ってすぐに展望台があります。
眼下には美しい紅葉が眺められ、その奥には広々とした美しい芝庭園が広がっています。
さらに進むと“いのちの森”につながっていますが、それはまた後程。
展望台のすぐ横の石階段を下りて行くと、これまでいた賑やかな梅小路公園とは全く違う風情ある景色が見られます。
まずは、階段を下りて右手のコース。まずは橋!私もですが、なぜか子どもは橋が好きですよね(笑)
奥に滝も見え、写真撮影にも精が出ます。
右手のコースはさらに2つのコースがありますが、上のコースは高くから流れ落ちる滝のすぐそばまで行けます。
こんな市内の真ん中で滝や紅葉を眺められるなんて驚きですよ。
庭園の外では、子供たちが元気に走り回りイルカショーの音楽などが聞こえてくるのに、ここは全くの別空間です。
下のコースは、滝全体を眺めることができます。
先ほどの高い滝はほとんど隠れてしまいますが、段々になる低い滝を間近に見られます。
大人は紅葉や滝にうっとりしますが、子供は滝の前の石をぴょんぴょん渡ることを喜びます。
展望台の階段を下りて左手のコースもまた趣向が違って面白いです。
左手コースは、緑の館前の水面が静寂な雰囲気を出しています。ここも飛び石がたくさんあるので、子供は行きたがります。
また、緑の館前の紅葉も見事です。
お気づきかもしれませんが、緑の館のテラス席を利用すると、朱雀の庭の庭園が眺められるようになっています。
全部ではなくレストラン側の一部で、先ほどの滝や“いのちの森”までは目が行きませんが、芝庭園の景色がとても素晴らしいです。
芝庭園には、上記の右手コース・左手コース、階段を下りないまっすぐコース、どれを通っても到達します。
朱雀の庭の特徴は、“自然の森の再現”とこの芝庭園ではないでしょうか。
美しく広がる芝は、山なり具合や水路までこだわって作られているのだと思います。
芝というのがほっこり癒されるのですが、芝の中にある池には鴨も泳いでいて余計に癒されます。
芝庭園はなだらかな丘のようになっていて、子どもたちはなぜかいつも喜んで走っています。
朱雀の庭の一番奥に“いのちの森”があります。
ここは、自然の姿を大切に、多種の植物や小さな生き物が生息している森です。
森の中でたくさんクイズが出されていて、上の子がまめにチェックしていました。そのクイズの一つがこちらです。
“いのちの森には最初150種の草木が植えられました。約20年経った2015年には、草木は約何種になったでしょう?”
答えは③の570種だそうです。すごいですよね。
子供たちは探検気分でスタスタ進むのでじっくり生物を観察できたことはないのですが、ため池のようなところでウシガエルを発見したことがありました。
先程までの美しい庭園とは違い、小さな山を散策しているかのような森です。
そして、このクイズがかなり面白いです。森内の草木には、草木の名前等が書いた札がかけられていたりするのですが、それに沿ったクイズも多く勉強にもなります。例えば、下の問題なんかも面白い。
“クスノキの葉脈の間にある袋には何が入っているでしょう?”
答えは③のダニだそうです。人間には害のないダニなそうですが。問題をめくると答えと解説が書いてあり、上の子が本当によく食いついていました。
また、どんぐり拾いや落ち葉拾いも楽しんでいましたよ。(どんぐりも落ち葉も、朱雀の庭でなくても梅小路公園内にたくさん落ちていますが)
出口前には屋根付きの休憩スペースが設けられています。
休憩スペース横の廊下を進むとイベントホールのような広間があり期間限定で物販店が出ていることがありますが、通常は何もありません。
このベンチに腰かけて最後に庭園を一望。
そして、後方の出口から出ます。出口が小さいのでちょっと分かりづらいかも。出ると、すぐ目の前にすざくゆめ広場があります。
梅小路公園内で最もゆっくりのんびり静かに過ごせる場所だと思います。外がどんなに混んでいて賑やかでもここだけは別空間。それだけ特別感がありますので、有料だけどたまに訪れたくなるスポットです。
子供も滝や飛び石など普段見ない景色を喜びますし、いのちの森も外の自由な散策道より子供が楽しめる工夫がされていて面白いです。また、庭全体を様々な進み方ができるので、いつも探検隊気取りで楽しんでくれています。
今回訪れたのは12月2日で紅葉のピークは過ぎていましたが、それでも美しい紅葉を楽しめました。毎年この時期は夜間ライトアップもされています(2017年は12月3日まで)。新緑の季節もおすすめです。
【閉館】梅小路蒸気機関車館 0km先
京都水族館 0km先
京都鉄道博物館 0km先
東寺 0km先
D-Light 0km先
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京都市中央市場 0km先
京の食文化ミュージアム・あじわい館 1km先
ジェイアール京都伊勢丹 NHKキャラクター ショップ 1km先
京都東急ホテル 中国料理「星ヶ岡」 1km先
親子で楽しく遊ぼう!kidsplay
梅小路公園のすざくゆめ広場の向かいに立地する朱雀の庭。
外からは中の様子があまり見えず、気にしなければその存在に気付かないか興味を示さず通り過ぎてしまいそうですが、
一歩中に足を踏み入れると、賑やかな外とはあまりにも違う、静かでゆっくり過ごせる庭園&散歩道に感動することと思います。
入園方法・入園料金
入口はこちら。
“緑の館”というレストランと併設されているのでちょっと分かりづらいです。
この門をくぐって真っすぐ進むとレストラン、左の階段を上っていくと朱雀の庭の入り口です。
入園料金は、小学生以上200円。券売機で券を買い、すご横にある自動改札機のような機械に券を通して入園します。係の人がいないときなどもありますが、気にせず入って大丈夫です。
券は出てこず回収されます。即ち再入場不可。出口は芝庭園前の休憩スペースのそばにあり、入口と違う場所であることも注意です。
入園するとトイレはありませんので、1Fレストランの入り口前にあるトイレを利用してから入園しましょう。
外トイレも近くにいくつかありますが、レストランの前のトイレは中トイレなのでキレイです。
入園すると一階にレストランが見えます。リニューアルしてからはメニューが魅力的に思えず行っていませんが、テラス席も店内の雰囲気もとてもいいです。
新緑の頃のテラス席の様子はこんな感じ↓
紅葉が見事!橋あり滝あり風情ある景色
入ってすぐに展望台があります。
眼下には美しい紅葉が眺められ、その奥には広々とした美しい芝庭園が広がっています。
さらに進むと“いのちの森”につながっていますが、それはまた後程。
展望台のすぐ横の石階段を下りて行くと、これまでいた賑やかな梅小路公園とは全く違う風情ある景色が見られます。
まずは、階段を下りて右手のコース。まずは橋!私もですが、なぜか子どもは橋が好きですよね(笑)
奥に滝も見え、写真撮影にも精が出ます。
右手のコースはさらに2つのコースがありますが、上のコースは高くから流れ落ちる滝のすぐそばまで行けます。
こんな市内の真ん中で滝や紅葉を眺められるなんて驚きですよ。
庭園の外では、子供たちが元気に走り回りイルカショーの音楽などが聞こえてくるのに、ここは全くの別空間です。
下のコースは、滝全体を眺めることができます。
先ほどの高い滝はほとんど隠れてしまいますが、段々になる低い滝を間近に見られます。
大人は紅葉や滝にうっとりしますが、子供は滝の前の石をぴょんぴょん渡ることを喜びます。
緑の館前は静かな水面と芝庭園が眺められる
展望台の階段を下りて左手のコースもまた趣向が違って面白いです。
左手コースは、緑の館前の水面が静寂な雰囲気を出しています。ここも飛び石がたくさんあるので、子供は行きたがります。
また、緑の館前の紅葉も見事です。
お気づきかもしれませんが、緑の館のテラス席を利用すると、朱雀の庭の庭園が眺められるようになっています。
全部ではなくレストラン側の一部で、先ほどの滝や“いのちの森”までは目が行きませんが、芝庭園の景色がとても素晴らしいです。
美しい芝庭園
芝庭園には、上記の右手コース・左手コース、階段を下りないまっすぐコース、どれを通っても到達します。
朱雀の庭の特徴は、“自然の森の再現”とこの芝庭園ではないでしょうか。
美しく広がる芝は、山なり具合や水路までこだわって作られているのだと思います。
芝というのがほっこり癒されるのですが、芝の中にある池には鴨も泳いでいて余計に癒されます。
芝庭園はなだらかな丘のようになっていて、子どもたちはなぜかいつも喜んで走っています。
自然の姿を大切にした“いのちの森”
朱雀の庭の一番奥に“いのちの森”があります。
ここは、自然の姿を大切に、多種の植物や小さな生き物が生息している森です。
森の中でたくさんクイズが出されていて、上の子がまめにチェックしていました。そのクイズの一つがこちらです。
“いのちの森には最初150種の草木が植えられました。約20年経った2015年には、草木は約何種になったでしょう?”
答えは③の570種だそうです。すごいですよね。
子供たちは探検気分でスタスタ進むのでじっくり生物を観察できたことはないのですが、ため池のようなところでウシガエルを発見したことがありました。
先程までの美しい庭園とは違い、小さな山を散策しているかのような森です。
そして、このクイズがかなり面白いです。森内の草木には、草木の名前等が書いた札がかけられていたりするのですが、それに沿ったクイズも多く勉強にもなります。例えば、下の問題なんかも面白い。
“クスノキの葉脈の間にある袋には何が入っているでしょう?”
答えは③のダニだそうです。人間には害のないダニなそうですが。問題をめくると答えと解説が書いてあり、上の子が本当によく食いついていました。
また、どんぐり拾いや落ち葉拾いも楽しんでいましたよ。(どんぐりも落ち葉も、朱雀の庭でなくても梅小路公園内にたくさん落ちていますが)
出口前の休憩スペース
出口前には屋根付きの休憩スペースが設けられています。
休憩スペース横の廊下を進むとイベントホールのような広間があり期間限定で物販店が出ていることがありますが、通常は何もありません。
このベンチに腰かけて最後に庭園を一望。
そして、後方の出口から出ます。出口が小さいのでちょっと分かりづらいかも。出ると、すぐ目の前にすざくゆめ広場があります。
総評
梅小路公園内で最もゆっくりのんびり静かに過ごせる場所だと思います。外がどんなに混んでいて賑やかでもここだけは別空間。それだけ特別感がありますので、有料だけどたまに訪れたくなるスポットです。
子供も滝や飛び石など普段見ない景色を喜びますし、いのちの森も外の自由な散策道より子供が楽しめる工夫がされていて面白いです。また、庭全体を様々な進み方ができるので、いつも探検隊気取りで楽しんでくれています。
今回訪れたのは12月2日で紅葉のピークは過ぎていましたが、それでも美しい紅葉を楽しめました。毎年この時期は夜間ライトアップもされています(2017年は12月3日まで)。新緑の季節もおすすめです。