キッズプラザ大阪は、簡単に言うと遊べる科学館です。

でも、この“遊べる”の範囲がはんぱない！

科学館エリアでも、子どもが体験したり遊べるものが多く半日ほど過ごせるのですが、

兄弟で訪れてもゆっくり過ごせるよう乳幼児エリアもありますし、

通常の科学館にはない、ごっこ遊びの充実したキッズストリートや、

探検に夢中になれる滑り台付きの大きな塔（子どもの街）などもあります。詳しくはコチラ。

今回は、概要・科学館エリアを中心に、上記のキッズストリート・子どもの街以外の部分をレポートさせて頂きます。

入館料・割引

キッズプラザ大阪は、関テレビル内に入っています。

大きなハチエモン、カラフルなオブジェがパッと目に入ってくるので遠目からでも分かりやすいのでは。

入館券を券売機で購入して入館します。

大人（高校生以上）1400円、小中学生800円、3歳以上500円ですが、

入館前にスマホで“キッズプラザ大阪・クーポン”で検索してみて下さい。

１０％引きクーポンを掲載しているサイトが結構あります。

また、イオンカード等、カード提示で10%引きになるものも結構あります。

割引を適用する場合は、券売機でなく窓口で購入します。

巨大なピタゴラ装置がお出迎え

子どもたちが入館前から目に入り気になって仕方のない巨大なピタゴラ装置。

この規模、本当に見事です。

幾つものボールの通り方があり、ボールが通ると音が出る、人形が動くなど仕掛けも様々。

しかも、「え、そんなところまで動くの？！」というような細部までが仕掛けになっています。

例えば、上のカラスも仕掛けの一つ。

巣にボールが入るとカラスが鳴いて、親ガラスがボールを口にくわえて出すようになっています。

さらにはカラスの家の上（空の上）にも人形があり、

その人形もボールの転がり方によって動くようになっています。

こちらの大きな時計までにもボールが転がってくるんですよ。

どんな仕掛けがあるかはお楽しみ！

これだけでもずーっと見ていたくなる本当に凝ったピタゴラ装置です。

エレベーターで５FへGO

科学館エリアは５Fです。

エレベーターを出てすぐ右は、イベントホール。

今回は何もしていませんでしたが、巨大段ボール迷路が作られていたこともありました。

正面～左側に遊べる・体験できるが充実した自然・科学のコーナーが広がっています。

例えばコチラ↓

水をくみ上げる色々なポンプが四隅に設置されているのですが、

中央の器に水がたまってくると器が傾いて水がバシャーッと勢いよくこぼれます！

ちょうど器の下に透明屋根の小部屋があるので、

小部屋に入るのもハラハラドキドキ、ポンプを勢いよく作動させるのもワクワクドキドキです！

上は自然コーナー。

小さな子どもが見やすい高さ・大きさで、魚の他にもへびやカエルなどもいます。

詳しく観察できるように虫メガネが置いてあったり、

水鳥に関するタッチパネルが設置されていたり、

洞窟内にも入れたり、様々な見方ができるよう工夫されています。

下は、ダッシュして時速を計算してくれる装置。

走っている自分の画像をスローモーションで見ることもできます。

上は、2枚の写真を撮り、つなげてアニメーションにするというもの。

いくつもヘンテコポーズを繰り出し、愉快なアニメーションを作成していました（笑）

人がまるごと入ってしまうシャボン玉

来れば必ず訪れるシャボン玉コーナー。

体がまるごとシャボン玉に入ってしまいます！

大人でも入りますよー。

上は、シャボン玉をスクリーン状に作る装置。

息の吹き加減でシャボン玉の形が変わるのが面白いです。

他にも、各自シャボン玉ができるコーナーもあります。

手にシャボン液がついてしまいますが、手洗い用の水道も設置されているのでご安心を。

何度もしたくなるボールコロコロ装置

２つのボールを同時に離すとどちらが先にゴールするか、というお題で2種類のレーンがある他、

らせん状のコロコロ装置や、

高～いところから転がす装置など、種類も様々。

混むとボールが不足してしまうほど人気のコーナーです。

他にも、空気砲でビニルボールを操る装置や、パラボラアンテナ、端と端で会話ができる長い管、

骨パズル、自分の体観察機など、近くにたくさん面白そうなものが集まっています。

一つ一つが面白い故、すべてを長時間体験するのは難しいですが、

お気に入りのコーナーが必ず複数見つかると思います。

文化コーナー

自然・科学コーナーと少し離れたところにある文化コーナー。

こちらでは、様々な国の文化を体験できるようになっています。

例えば、民族衣装を着てみたり、

世界の楽器を演奏してみたり、

昔遊び（こま回しなど）ができたり、

世界の国々での家の作り方を模型と装置で学習できたりします。

他にも、各国の“こんにちは”の言い方（Ｈｅｌｌｏ，アニョハセヨなど）が聞けたり、

タッチパネルで壁画の色塗りができたり、

民族衣装も韓国のチマチョゴリ（今回は混んでいたので諦めました）など複数のものがあったり、

こちらのコーナーも遊べるものがたくさんあります。

さらにコーナーの奥では、

車いすに乗って自動改札機を通る体験・電車に乗る体験などもできるようになっています。

小さな子にも安心の乳幼児エリア“ピーカーブー”

乳幼児用のキッズスペースです。４Ｆにあります。

木製おもちゃを中心に、キッズハウス、ブロックなど様々なおもちゃが置いてあります。

靴は脱いで入室、周囲には大人が腰かけられるソファもあります。

利用は6歳までですが、兄弟で訪れた場合は小学生も入室可です。

奥には離乳食をあげる用の座卓や、ミルク用のお湯なども用意されていますし、

すぐ近くにトイレもあるので非常に遊びやすいです。

ちなみにこの近くのトイレは、子供トイレの数が多いです。

おむつ替え台や授乳室も完備、500円返却式のコインロッカーも近くにあります。

確か他のトイレは3～４つが大人トイレ１つが子どもトイレといった感じでした。

ピーカーブーの隣には、絵本コーナーもあります。

お弁当を食べるなら

周辺にテーブルとイスが幾つかあり、利用できるようになっています。

ただ、数が限られるのでお昼時はすぐに満席になってしまいます。

そんなときは４Ｆ多目的ルームへ。

こちらは席も十分にありますし、回転も速目です。

今回は保育園か幼稚園の遠足が二組あり、団体予約席として利用できない席がありましたが、

12時過ぎに訪れても満席にはなっていませんでした。

ただ、今回はＨＰの混雑予想でみると“ゆったり”の日でしたので、

混雑が予想される日は満席なんてこともあるかもしれません。

ちなみに、土日よりも平日の方が遠足などで混みあうようです。

デジタル体感広場アクア

３Ｆにあります。

３Ｆは出口なので、帰り際に「あー！これもしたーい！」となるコーナーです(^_^;)

また、３Ｆは再入場口でもあります（当日に限り再入場可）。

上は、影を投影してスクリーンに反映されるというもの。

うちの子たちは、３Ｄブロックに夢中になりました。

好きな形・色のブロックを組み合わせていくというものなのですが、

作成途中で、ブロックの向きを色々に回転できるんです。

なので、奥行きのあるもの、立体的なものが作れます。

初め平面で作成していても、奥行きが出るように付け加えていくと当初とは全然違ったものになったり、

３Ｄで作成できるというのがとても面白かったです。

他にも、色々あるようでした。時間がなく体験できませんでしたが・・・

イベントをチェックしてもっと体験してみよう！

今回は遊ぶことだけで時間がいっぱいだろうと思いイベントは全くチェックしていかなかったのですが、

実は、毎日様々なイベントが行われています。

過去には、ゆらゆらゆれるモビールづくりというのに参加したことがあります。

今回は、お寿司づくり（有料）、プログラミングで動く絵本作り（無料）などをはじめ、

実は一度も訪れたことのない“わいわいスタジオ”にて声優・ニュースキャスター体験など、

10以上のイベントが掲載されていました。

各イベントは時間が決まっており、各受付場所で先着順というものが多いようなので、

興味のある方はＨＰにてチェックしてみて下さい。

まとめ

本当に遊びどころ満載のオススメ施設です！！

今回のレポートに書ききれなかったコーナー（詳しくはコチラ）や、

まだ私たちの訪れたことのないコーナーもありますし、

隣接した屋外の公園（扇町公園）も滑り台の充実した楽しい公園で、

一つの場所にギュッと遊べる場所が凝縮されています。

キッズプラザ大阪だけでも、扇町公園と出たり入ったりでも、丸一日遊べる施設です。ぜひ訪れてみて下さい！