観光地としても有名な京都御苑、実は意外と知られていない遊び場でもあります。

広大な砂利道と芝生広場

大きな木々に囲まれた敷地内は広々とした砂利道や芝が広がっています。

いつもきれいに清掃されておりごみもなく清潔。敷地がとても広大で、砂利道も芝広場もすごく広々しているので、よちよち歩きの小さいお子さんでも歩きやすいし、あちこち走り回るお子さんも過ごしやすいです。

基本、砂利道は歩道、芝は自由に過ごせる場所となっています。

芝では、レジャーシートを敷いてお弁当を食べたり、ペットとくつろいだり、寝転がったり、ボール遊びをしたり、まつぼっくり拾いをしたり、過ごし方は様々です。

ベンチもたくさん設置されており、そこでくつろいだり飲食している方も多かったです。

地下鉄の丸太町（御苑の南西側）で降りるとマクドナルド、今出川（御苑の北西側）で降りるとモスバーガーがありますので、そこで昼食を購入して御苑で食べるのもいいですね。ごみは持ち帰りです。

また、水彩画なども自由に描いていいのだとか。使った水は敷地内にあるトイレ（たくさんあります）に流して良しとのこと。京都の他の寺院では水を流してはいけない（=特別な場合を除いて水彩画等は禁止）ところも多いので、絵画好きのお子さんにもおススメです。

敷地内北西の児童公園

児童公園は、幼児用と小学生用に分かれています。

幼児用には椅子にスポッと入るタイプのブランコや、ネットで囲まれた砂場があります。

どちらも遊具は、ブランコ・滑り台・シーソー・うんていなどお馴染みのものばかりですが、大きな木々に囲まれとても雰囲気がいいです。どんぐりもたくさん落ちているので小さな子供は喜びます。大人用のベンチ等も十分にあり、子どもを眺めながらほっこりできます。

児童公園の隅の森には、絵の描いた石板が地面に点在していました。しりとりで全部の絵をつなげられるようなのですが、どうしてもうまくできませんでした(^_^;)でも、土を踏む機会が少ない生活の中、石板を探して森を歩き回るのがとても楽しかったです。

庭園や御所の公開

他にも、見事な庭園が眺められたり、御所の公開がされていたり、見どころの多い京都御苑。とにかく敷地が広大なので、事前に御苑のどこに行きたいのか決めてから出かけることをおススメします。

無料休憩所や、お土産品や軽食を販売しているところも有ります。

御所は１０月頭～２月末まで公開されていました。

見学も無料ですし、無料ロッカーに荷物を預けて身軽に見学ができます。旧皇居も庭園も見事でした。

母と子の森

今回私たちは、縄跳び・お弁当・絵具セットだけを持って昔訪れた記憶を頼りに出かけたのですが、御苑の東側で半日めいっぱい遊んだ後で東側に「母と子の森」があったことに気付きましたが、もうそこまで歩く体力はなく…。

「母と子の森」は、御苑内に広がる砂利道ではなく、森のような広場になっています。自由に読める図書コーナーがあったり、植物などの自然観察の札がかけられたりしていて、散策やどんぐり拾いにも夢中になれる場所です。行きたかったなぁ(^_^;)

京都の丸太町・今出川と言えば、車道も広い立派な街です。

そんな街の喧騒を忘れてゆっくり過ごせる京都御苑。これからの季節は紅葉も見事になってきます。

いつでも無料で入れますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか(^^)