乳幼児のお散歩におすすめ

近鉄東寺駅を出て右折、まっすぐ進むと南大門が見えてきます。

南大門をくぐってすぐの階段は、滑り台遊びができます。そんなことしていいの？！と思いますが、保育園の先生が園児を並ばせて遊ばせるほどなので周知されているみたい。

広々とした境内は、お子さんとのお散歩に最適です。大きな木も多く適度に木陰があり、境内いっぱいの砂利は子どもの心をわしづかみ！近くの園児もよく訪れ、お散歩、落ち葉広い、棒拾いなどをして遊んでいます。遊び方的に、よちよち歩き～未就園児のお子さんに特にオススメな場所です。

南大門を入ってすぐに東寺のシンボルである五重塔が見えますが、柵がしてあり中に入れません。

五重塔の建つ桜や紅葉が見事な庭園は有料エリアになります。並木道を通って右折するとお土産屋さんや有料エリアの入り口があります。

でも、子どもには自由に散策できる場所の方が、広くて人も多くないのでのんびり過ごせていいと思います。

有料の入り口より少し北側に公衆トイレがありますが、外用トイレなので子どもには使いにくいかと思います。トイレは東寺に着く前に済ませておいた方がいいでしょう。

トイレの前を進んでいくと、東門が見えます。東門を出てまっすぐ進めば京都駅前です。東門手前の池や南大門の周りの堀には、亀、鴨、サギなどがいて、子どもが喜びます。

特に4月頃はかえったばかりのひなと泳ぐ微笑ましい鴨の親子の姿を目にすることができるかも！境内には鳩も多く、よく追いかけて遊んでいます。

毎月２１日は弘法市

普段は穏やかでのんびり過ごせる東寺ですが、毎月２１日は弘法市が開かれガラッと雰囲気が変わります。

東寺の境内や周りの道だけでなく、東寺に向かう途中からもお店が出て、人の量も普段とは比べものにならないくらい多くなります。

お店の種類は、骨董・食器・着物・刃物・アクセサリー・漬物・飲食（コーヒー・たこ焼き・ポン菓子・焼きまんじゅうetc）などなど紹介しきれないほど多岐にわたり、銀杏や焼き芋など季節によってお店も変わってきます。金魚すくい、おもちゃ、指輪やキーホルダーなど子供を対象にしたお店もあります。

広い境内に埋め尽くされるようにお店が並び、本当に大規模なのでただ歩くだけでも楽しいです。気づけば半日位あっという間に経ってしまうほどです。

この日は雨が降り出してきてしまったので、早々に帰ってきましたが、スーパーより新鮮で大きく安かったのでほうれん草とさつま芋を、あと息子と帰って食べようと甘栗の小サイズ100円を買いました。以前には、ハンドメイドの皮財布、木のおもちゃ、スプーン、キーホルダー、ポン菓子、東寺焼（おまんじゅう）、たい焼きなどを買ったことがあります。

お店の種類＆数が本当に豊富なので、普段とは少し気分を変えてぶらぶら歩きや買い物を楽しんでみてはいかがでしょうか。ただ、すごく混んでいるので、お子さんとはぐれないように気を付けて下さい！