ららぽーと富士見2階にある「学ぶ！未来の遊園地」。チームラボ（エンジニアや数学者、建築家、デザイナー、アニメーター、絵師など、様々なスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジストが集まった会社）という会社が作り出したデジタルアート作品を子どもから大人まで、その場にいる人たちが一体となって、楽しみ学び、共創できる遊園地です。

「共創」と書きましたが、「学ぶ！未来の遊園地」ではこの言葉が全てのアトラクションのキーワードになっていて、チームラボのデジタルアートを通して、子ども達が同じ空間で体を動かしながら互いに影響を与え合い新しい作品を作り上げる体験ができるようになっています。

共創を分かりやすく体験できるのは、「光のボールでオーケストラ」
キラキラした大きなボールがい～っぱい。これだけでも子どもの心は弾むのに、ボールは触ると音を放ち色が変わります。

ボールは他のボールと連携していて、自分が触ったボールだけでなく自分の周囲一体のボールの音と色が変わり、自分の動きで空間の雰囲気を変えられるんです。

転がっているボールや宙に浮かぶボール、ボールの隙間を意識しながら移動して、その間も周りの友だちがたたくボールで自分の周りのボールがどんどん変化してきます。
ボールで奏でるオーケストラ。それは誰も想像できない、楽しくて子どもらしい素敵なメロディーが響きます。

そして、大人も勉強になる～と思ったのが「つくる！僕の天才ケンケンパ」
誰もが子どもの頃に一度は遊んだことがあるケンケンパ。どこでも遊べるし、小さなから大人まで、難易度も自由に組めるので、世代問わず遊べるゲームです。

子どもの頃はケンケンパのコースを何気なく地面に描いていたけど、これって実はゲームのルールを自分で作っているんです
自分でルールを決める。それってとても難しくて、重要なこと。それを遊びから学べるんです。

一緒に遊べる仲間が増えれば、さらにルールつくりは難しくなります。相手の立場になって考えること。簡単すぎても詰まらないし～、難しすぎたら遊んでくれないし。相手の気持ちを考えながらルールを決めていきます。

「つくる！僕の天才ケンケンパ」では、○△□にうまく乗ることができると、音が出て、床の映像が美しく変化します。同じ形や色など、関連性のある○△□に連続して飛び乗ると、さらに美しくなります。
ルールを作るのも、ケンケンパにチャレンジするのも、二度楽しめる「つくる！僕の天才ケンケンパ」

子ども差し置いて大人がチャレンジしたくなるアトラクションがいっぱい、「学ぶ！未来の遊園地」。

アートとは一人で作るものでく、相乗効果でさらに素晴らしいものができあがるそうです。将来の子供たちが、遊園地で遊んでいる時のように、キラキラの瞳で毎日を挑み楽しみ共創し続けてくれたらいいなと、ひそかに親の夢が膨らむ「学ぶ！未来の遊園地」です。