つつじが有名な人気の公園

群馬県は「鶴」の形にたとえられますが、館林市はその頭のあたりに位置します。起伏の少ない平野ですが、豊かな水をたたえる沼地が広がり、その一帯は自然が残る美しい景観です。周辺には、美術館や資料館、公園などが数多く、人気のエリアになっています。

「つつじが岡公園」もその中にあり、その名の通り「つつじ」が有名な公園です。シーズンには、遠方からも観光客が訪れ、賑わいます。

駐車場は数ヵ所・船で行くことも？！

駐車場は数ヵ所あり、最も近い正面の駐車場には290台が停められ、無料です。

反対側のつつじが岡公園北側には「つつじが岡第二公園」の駐車場（尾曳駐車場）もあり、ここに停車して行くこともできます。目の前には城沼が広がっているので、橋を渡って公園へ入って行くのですが、何と船で行くこともできるのです。渡船場から、つつじが岡公園まで定期船が出ています。私たちは歩いて行ったのですが、橋の上から見る沼の景色もとても気持ちの良いものでした。

ピクニックや夏には水遊びも楽しめる

つつじが岡公園は、広々とした公園で、子どもたちが芝生の上で思い切り走り回ることができます。お弁当を持参してピクニックもいいですね。「大徒渉池（おおとしょういけ）」には噴水があり、7～8月頃には水遊びをすることが可能です。

カフェではつつじのソフトクリームを味わえる

正面入口の方向へ進んで行くと、左手に「つつじ映像学習館」とその奥にカフェが見えてきます。つつじ映像学習館では、3D映像を観ることができます。入館料は500円。中学生以下は無料です。月曜と臨時休館日、年末年始はお休みです。売店もあり、館林のおみやげや館林が舞台のアニメの限定グッズも販売されていますよ。

つつじ映像学習館を出て奥は、カフェ「Sugar Hill Cafe（シュガーヒルカフェ）」があります。ここは以前、温室植物園だった場所。前に来たときには温室があったんだけど…と思っていたら、おしゃれなカフェに変身していました。温室の建物を改装して作られたのだそうです。テラス席もありますよ。

ハンバーガーがメインですが、今回はつつじのソフトクリームを食べてみました。淡いピンクがかわいくて、ほんのり花の香りがします。

花が美しい有料エリアへ

カフェを出て、カフェの前の道を進んで行くと、有料エリアです。花のシーズンのみ有料になるみたいです。無料のエリアだけでも充分楽しめるのですが、ちょうどつつじの季節。中へ入ってみることにしました。つつじの見ごろだったので入園料は大人630円です。咲き始めや見ごろを過ぎると310円になるそうです。どちらも中学生以下は無料とのこと。

お天気もよく、中は多くの人でにぎわっています。水辺ではコイにエサを与えることができました。つつじもとてもきれいです。つつじというと低木のイメージがありますが、大きな木に花が咲き乱れ、圧巻でした。

正面入口付近には、観光案内所があります。授乳室はここです。赤ちゃん連れのお客さんのサポートを行ってくれるそうなので、困ったときは声をかけてみるといいと思います。

つつじが岡公園の近くには「向井千秋記念子ども科学館」もあり、前述の「尾曳駐車場」に車を停めて行くことができます。外で遊んだ後は、館内で科学に触れるのもおすすめです。この周辺だけで、1日中楽しめちゃいますよ。