関東の中で一番北に位置している栃木県は、周りを山々に囲まれていて海がありませんが、海はなくても、豊富な資源をたたえる川や湖があります。

栃木県なかがわ水遊園は、栃木県の北東部、大田原市の佐良土（さらど）地区、鮎釣りファンの方には有名な那珂川のほとりにある水族館で、主に淡水に棲む生物を中心に展示されています。

・川と触れ合える水族館
水遊園の中は、いくつかのエリアに分かれています。
まず最初に展示されているのが、すぐそばを流れている那珂川で暮らしている魚たち、そして栃木県内の魚たちのエリアです。
今では貴重となっている、年配の人には懐かしいタナゴなども展示されています。
「おさかな研究室」というコーナーでは、実際に小さな亀など、川の生き物たちと直接触れ合えるので、子どもたちに大人気です。

・栃木にアマゾンが出現！
圧巻なのが、巨大な水槽の「世界の川」の展示です。チューブの形をした水槽を潜り抜けて、とても大きな淡水魚、ピラルクーが泳ぐ様子を下から見上げたり、上から見下ろしたりすることができます。
上の部分のカビバラがいて、のほほんとくつろいでいて癒されます。毎日1回、ダイバーによる餌付けが見どころで、季節によっては、ダイバーが仮装をしていたり、サンタクロースの恰好をしていて、見る人を楽しませてくれますよ！

・幼児でも楽しめる体験コーナー
水族館の隣にあるサービスコーナーでは、小学生のための工作や料理教室など、週末ごとにイベントが行われていてが開催されています。
もっと小さな幼児のためには、遊具がおいてあるキッズルームがあり、木馬に乗ったり、絵本を見たりして楽しめますよ！ちなみに、水族館部分は入場料がかかりますが、体験コーナーは無料です！

栃木県なかがわ水遊園では、季節ごとにユニークで魅力的な企画展が開かれているので、何度でも行きたくなってしまいます。
私たちが行ったときはあいにくの雨だったのですが、水遊園がある広い敷地では、川に親しめるように整備されているので、天気が良ければゆっくりと散策もできます。さらに、暑い季節は水遊びができます！さまざまな楽しみ方を見つけてみてくださいね！