中央線の神田駅、御茶ノ水駅間にあった旧万世橋駅。

駅に併設される形であった交通博物館（鉄道博物館）が拡大し、さらにその博物館も建物の老朽化などの理由で閉館（さいたま市で再出発）、その後にできたマーチエキュート神田万世橋2階に「Ｎ３３３１カフェ」があります。

秋葉原駅、神田駅、御茶ノ水駅からそれぞれ徒歩5分~7分でアクセスできる好立地。

入口は少しわかりづらい所もありますが、案内板が施設周りの各所にあるので何とかたどり着けるかと思います。
2階に向かう通路は駅当時のままの階段という事で、子どもは何のこっちゃ…ですが、大人としては何とも感慨深い感じ。
お店に向かうには1912階段（駅開業当時1912年に造られた階段)と1935階段(1935年に造られた階段)の２ルートあります。

昼間はカフェで夜はバーということで大人向けかな？と思いましたが、ソファにはカラフルな可愛らしいクッションがあったりとそこまで「大人オンリー」という感じでは無かったです。

ただ場所柄サラリーマンもちらほら。
鉄道好きな人と観光客、サラリーマンがミックスされた様な客層でした。

立ち寄ったのは平日昼過ぎ。並ぶの覚悟でしたが空席がいくつかある状態で待たずに入れました。
テラス席はお客さんゼロ。

ただ理由があり、電車が目の前を走るので大きなガラス窓で仕切られている＋エアコンが付けられないという事で暑い！
6月に行きましたがビニールハウスの中にいる様な感覚でした。

これ夏場はどうなるのでしょ…。扇風機をまわせばどうにかなるという生易しいものでは無かったです。
「子連れなのでテラス席！」と思っていましたが、「お店の方にもやめた方が良いですよ…」とのお言葉を頂きました。

お料理自体は可もなく不可もなく。特別美味しいという感じではないですがお値段はしっかりとしています。

色々な口コミサイトで、店員さんの対応についてあんまりよろしくない感じが見られたので覚悟して行きましたが、我が家が訪れた時はみなさんとても優しい方ばかりで、何も言っていないのに子どものために辛めの食材を別皿にわけて出してくださったり、先ほども書いたように席の案内も色々と相談に乗ってくださったり、写真を撮っている時に優しい言葉をかけてくださったりと、とても気持ち良く過ごせました。

ちなみにメニューの「333ド1」はサンドイッチと読むそうです。おもしろい。
大人向けですが鉄道雑誌もいくつか置いてありました。

鉄道に興味のない大人としては中央線がビシバシ通るので少し落ち着かない雰囲気。
子どもは大喜びで手を振っていました。駅が近いこともあり比較的ゆっくりと通過するので楽しいです。
驚いた事に手を振り返してくれた車掌さんもいましたよ。是非試してみてくださいね。