平成23年にリニューアルされたこの公園は、東シナ海をはさんで海に浮かぶようにそびえ立つ薩摩富士「開聞岳」を一望できる絶景が楽しめます。
江戸時代に日本地図の生みの親である伊能忠敬が絶賛した景勝地ともいわれています。

展望台や願掛けのできる「幸せの鐘」などもあり、カップルもちらほらいらっしゃいました。
ベンチも多いので絶景を眺めながらまったりするのもおすすめ。天気のいい日はハートの形の影ができるというハート型の屋根の付いたベンチもありましたよ。

干潮のときは開聞岳の噴火によってできたというアーチ状の天然の岩場「竜宮の道」をぐるっと周ってくることができます。岩場といっても一応遊歩道として少し整備されていますので、慌てなければつまづいたりする危険はありません。
ただ波の静かな日でないと恐ろしい目にあうので注意してくださいね。(看板も立っていたのですが、渡るか渡らないかは自己判断になります。)

岩場に囲まれるようにしてできた海の池には引き潮時に逃げ遅れた魚が結構いて、魚観察をすることができます。小学生以上の子だったらきっと喜ぶと思いますよ。

我が家が訪れた時は台風の切れ間の日で、干潮時を見計らって行きましたがたまに高い波が来るので竜宮の道は諦めました。大人だけだったら行っていたかも。他の家族で思い切って行った方もいらっしゃいましたが、途中で大波がかかり慌ててひき返していました。声を掛け合って呼び戻してタオルを貸したのは良い思い出です。
手前の岩場は波がある程度ある場合でも安全なので貝拾いができますよ。
小さい子にはおすすめ!我が家の3歳児もかなりはまっていましたよ、拾った貝をそのまま海に投げていましたが…。

駐車場は10台ほど。まだあまり知られていないのか夏休み(黒日)に行きましたが余裕で停めることができました。(H24.8に訪
問。)電車移動の方は水成川駅から小さい子連れて徒歩15分弱。

公園内の歩いていける距離に「タツノオトシゴハウス」があって、タツノオトシゴがわんさかいる水槽やグッズ、番所鼻の海の池にいる魚などの紹介もあり、結構楽しめます。
あと車移動の方は、サッカーなでしこジャパンが必勝祈願したことで有名なパワースポット「釜蓋神社」と併せていくのをおすすめします。